今ブルグミュラーを弾いている生徒さんやブルグミュラーを目指して頑張っている生徒さん、ブルグミュラーを昔弾いたな〜という大人の生徒さんも、きっといらっしゃるのではないでしょうか♪
そんなピアノを学ぶ人にとって身近な存在のブルグミュラーですが、どんな人だったのでしょう?
今日は少しだけご紹介してみたいと思います。
ブルグミュラーはドイツ生まれの作曲家・ピアニストでした。幼い頃から音楽に親しみ、作曲とピアノを熱心に学んでいたそうです。
その後活動の場をパリに移し、バレエ音楽なども手掛けるほか、ピアノ教師としての人気も高くなりました。
その評判の高さは、国王ルイ=フィリップ1世の子どもたちのピアノの先生を務めていたことからも分かります。
同時期にはリストやショパンが活躍を始めていた頃なので、もしかしたら彼らの音楽も直接聴いていたかもしれませんね。
今もなおピアノ学習者の多くが弾く「25の練習曲」。1曲は短いながらも、バレエ音楽も得意だったブルグミュラーならではのドラマ性に満ちた作品が並んでいます。
ピアノを教えるということは、ピアノの技術を教えること以上に音楽の豊かさを伝えるということだと思っています。
音楽家であり指導者として、ブルグミュラーが音楽を人々に伝えたように、彼の音楽をきっかけに古今東西の音楽の魅力を知ってほしいと願っています。
ピアノ教室HearToneハートーン
黒住友香(くろずみともか)
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