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拍手に救われたとき

今日は、アメリカに留学していた頃のお話です。

海外では日本以上に演奏機会が多いとよく聞きますが、私の留学先もその例に漏れず、2週に1度の試演会やクラスコンサートなど、たくさんの本番の機会がありました。

となると、それぞれの本番に向けての準備は至難の業(^^;;

学外のお客様にも公開されたあるコンサートで、私は大失敗をしました。

私は、超絶技巧の難曲として知られるアルベニス作曲〈イベリア〉より「ロンデーニャ」、「トゥリアーナ」を演奏しましたが、暗譜が飛んで止まってしまい、途中からもう一度弾き直しました。

何とか最後まで弾き終え、穴があったら入りたい気持ちでピアノの椅子から立ち上がって、お辞儀。

すると、、お客様の1人が立ち上がり、また1人、そしてまた1人、と立ち上がって溢れんばかりに拍手している姿が見えました。

演奏終了後、恐る恐る先生のところへ向かうと、「音は色彩豊かで、あなたの想いが伝わる演奏だった」という言葉と共に、背中をポンっと叩いて励ましてくださいました。

本番では、予期せぬことが起こるものです。それでも、諦めずに最後まで心を込めて演奏すること。それがどれほど大切なことかを実感した瞬間でした。

弾き終わった後に頂く拍手は、最高のプレゼントです。
本番までは一生懸命に練習を積み重ねたら、ステージでは思いっきり楽しんで、何があっても諦めずに最後まで弾きましょう!
そして、拍手を全身に浴びてくださいね♪

門前仲町ピアノ教室HearToneハートーン
黒住友香(くろずみともか)

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