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サントリーホールと同じ。

当教室のあるは音楽専用マンション「MUSISION」は24時間ピアノ演奏が可能な「完全防音」になっています。

窓は二重冊子で、扉も防音室用の扉で部屋の外に音が漏れないようになっています。
また、床もクッション性のある素材になっていて、これも音が漏れないようにするためのものです。

徹底して防音が施されているこのお部屋ですが、いざピアノを弾いて見ると…

とってもよく響くのです!

弾いた音が、空間に響き、まるでホールで弾いているかのような感覚になります。

 

一般的に防音性能を高めようとすると、「音=空気の振動」を止めるため、響きがなくなってしまうことが多いです。そして、音が外に漏れないようにする「遮音性」ばかりが重視された結果、響きのない空間になってしまい、ピアノも非常に弾きづらくなってしまうのです。私は、以前にも防音のお部屋を借りていたことがあるのですが、なかなかMUSISIONのような響きを感じることはできませんでした。

しかし、このお部屋は残響が程よくあり、弾いていてとても気持ちがいい。やはり、「音」を大切にする当教室にとっては、良い空間でピアノを演奏することもとても大切だと改めて感じています。

 

ところで、このお部屋をお借りしてから数日経ったある日、担当してくださった方にこの「部屋の響き」についてお話をしたところ、

なんと!クラシック音楽ホールの中でも、特に良い響きとして有名で、あの世界的指揮者カラヤンが「音の宝石箱」と賞賛したこともある「サントリーホール」の設計に携わった方が、このマンションの設計にも携わっているとのこと。

サントリーホール|響きあう、活動のすべて|サントリー

2017年11月にこのマンションを建てる際、音が漏れないようにするための「遮音性」はもちろんのこと、音の響きにも徹底的にこだわり設計したということでした。

その話を聞いて、音楽家のことをとても大切にしてくれているお部屋なんだなぁと、とても嬉しく思いました。

ハートーンに来る生徒さんにも、是非この素敵な「音」の感覚を味わってもらえたらなと思います(^^)

 

(このブログ記事の写真はサントリーホールのホームページの写真を使わせて頂いております。)

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