夏にコンクールなど本番を控えてる生徒さんも複数いらっしゃるので、本番に向けて私が実際に行っている練習方法をご紹介したいと思います。
⚪片手ずつ練習
もう両手である程度弾けるようになっていても、(本番の前日でも!)片手ずつ弾く練習をします。
弾くだけではなく、「聴く」練習でもあります。特に左手の音楽の流れを注意深く聴きながら弾きます。
⚪ゆっくり練習
全体をかなりゆっくりのテンポで練習します。
小さいお子さんだと、なかなかゆっくり弾くことが難しかったりするのですが、「ナマケモノ練習をするよ」と言うと
とってもゆっくり弾いてくれることが多いです^ ^
ゆっくり練習する時は強弱記号や表情記号などを全て大袈裟に、音楽的な表現をオーバーに表現することを意識することがポイントです。
そしてこの時も、ただ弾くだけではなく、自分の音をよく聴きましょう♪
⚪ペダルなしで練習
普段ペダルの響きに慣れて弾いていることが多いので、ペダルを使わずに指でなめらかに弾くことを心がけたり、大きなフレーズを作ることに注意しながら弾くと、新鮮な発見があると思います。
今回は3つの練習方法をご紹介しましたが、特に「ゆっくり練習」は一番大切です。
この練習をどれだけやったかで、本番の仕上がりを大きく左右します。
加えて、やはり人前で弾く練習・録音して聴いてみることも欠かせません。
どうしても人に聴いてもらえない時に私がよく実践しているのは、憧れのピアニストの演奏をYouTubeなどで聴いて、今からこの人に聴いてもらうんだ..と頭の中で想像すること(笑)
そして実際に本番で弾く場所、お客さんはこんな感じ、舞台袖からこんな風に歩いて、、と具体的に頭の中にイメージしてから、弾きます。
そうすると意外と1人でも緊張感を作ることができますので、ぜひお試しくださいね^ ^
次回は、「本番の日編」をご紹介できたらと思っております!最後までお読みいただきありがとうございました♪
ピアノ教室HeareToneハートーン
黒住友香(くろずみともか)
この記事へのコメントはありません。