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日本管打楽器コンクールを聴いて。

先日、「日本管打楽器コンクール」の大賞演奏会を聴きに行ってました。
このコンクールは若手音楽家の登竜門として位置づけられているコンクールの一つで、大賞演奏会は各楽器一位に選ばれた方がオーケストラと協奏曲を演奏するコンサートです。

日本管打楽器コンクールは毎年違う楽器で開催されており、今年はフルート、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアムの4部門でした。

私が聴いたのは、演奏会後半のトロンボーンとユーフォニアム。普段、金管楽器のコンサートはあまり聴く機会がないのでそれだけでもとても新鮮でした。

金管楽器について詳しいことはわかりませんが、そんな知識がない私が聴いても本当に素晴らしい演奏でした。
各楽器のその年の「一位」の人。誰もが立てる舞台ではありません。
そんな栄誉ある舞台に立てた時の気持ちって、一体どんな感じなのだろうと思いながら聴いていました。

 

音楽はとても楽しいものであると同時に、時にはつらく、大変な時もあります。
思うような演奏が出来ない時、練習がうまくいかない時など、楽しい時以上に思い悩む時期もあります。

しかし、今日の演奏会のようにコンクールで自分の音楽が評価され、たくさんの人に聴いてもらえる。
こんなに素敵なことは、音楽をやっているからこそ味わえる喜びなのではないかと思いました。

練習が大変…練習嫌い…などよく耳にしますが、きっとその練習を乗り越えた先に必ずそれ以上の何かがあります。

私自身も教室での指導に関してはもちろんのこと、演奏も頑張らなくては!と改めて強く思いました。

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