今日は、当教室の名前「HeartTone」の由来についてお話ししたいと思います。
HeartToneというのは、文字通り
Heart[心]+ Tone[音]
の組み合わせでできています。
今回、ピアノ教室の名前を考える際に、「どういう教室にしたいか」を改めて考えました。
それが、教室理念のページでもお伝えしている
「心に響く、音楽を」と「いい演奏は確かな人間性から」のふたつです。
そして、このふたつの理念に共通しているのが[心]と[音]でした。
ピアノという楽器は、弾いている人によって全然違う音色が聞こえます。
同じ楽器、同じ曲でも、違う人が演奏すると、全然違う雰囲気に聴こえることがあります。これは、その人それぞれの“持っている音”、そして、どれだけ考えて音を出しているかだと思います。
例えば、画家さんが絵を描く時。
赤は赤でも、ここは暗い赤が欲しい、ここは明るい赤がいい!など、同じ赤でも違う色を組み合わせて自分の欲しい色を作ると思います。
ピアノもこれと同じように、
ここのメロディーはキラキラした音で、ここは悲しい雰囲気で、など、
その曲に合った音づくりをすることが、とても大切です。
この音で弾きたい!こういう音を出したい!と思って弾くことで、聴いている人にもその想い(心)が伝わります。
これが、きっと”心”に響く演奏なのではないかと思います。
そして実際に、聴いている人に届いた時、何とも言えない嬉しさ、快感があります!これをたくさんの人に味わってもらえる事が出来たら!と思っています。
良い音を出すための技術を得るには、必ず練習が必要になります。
しかし、その前にまずは、良い音を出したい!という想い(心)が、一番大切なのではないかと思います。そうすれば、そのための練習も自然と楽しいものになってくると思っています。
聴いている人の”心”に届く音楽を
そのために良い”音”を追求して欲しい、そんな思いを込めて「HeartTone」と付けました。
HeartTone
白熊杏梨
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