先日、知り合いのトランペット奏者の生徒さんがソロのコンクールに出るということで、その伴奏を頼まれ、中学生のトランペットの学生Sさんの伴奏をしました。
Sさんが受けたコンクールがこちら。
第21回ソロ・コンテストいばらき
この大会は最終的に私の母校でもある上野学園で行われる全国大会に繋がる全国規模の大会の茨城県大会にあたります。
今回Sさんが出場した茨城県大会は、なんと538人もの中学生が参加し、録音審査を受けてそのうちの69人まで絞られました。
そしてその69人で県大会本選を行い、そこからさらに5名が選出されて関東甲信越支部大会へと進みます。
Sさんは、12月に提出した録音審査に見事通過し、本日2月10日(日)に筑西市明野公民館で行われた県大会に進むことができました。
県大会本番の当日までハートーンに来ていただき何回か合わせをしたのですが、合わせをする度に録音審査の時と比べてもはるかに上手くなっていて、私自身も毎回いい刺激をたくさんもらっていました。
そして今日、いよいよ県大会本番。
(写真は会場最寄りの常総鉄道「黒子駅」)
舞台袖では緊張した様子のSさんでしたが、本番は大きなミスもなく本当に本当に素晴らしい演奏でした!
むしろ練習の時はなかなか上手くいかなかった箇所も本番ではしっかり演奏していて「本番に強い子だなぁ」と伴奏しながら思いました。
演奏が終わって舞台で礼をする間も「素晴らしい」「おめでとう」の気持ちがあふれてしまい、私も思わず笑顔になっていました。
そして、舞台袖にはけたSさんの表情は本番前の硬い表情とはうって変わって「安堵感」と「やりきった感」があふれていました。
結果はわかりませんでしたが、本人が納得のいく演奏ができたことがわかり私も何より嬉しかったです。
結果発表を待たずに私はSさんの保護者の方に最寄りの駅まで送っていただき、一足先に帰京。
そして、先ほどSさんから連絡がありました。(ドキドキ)
…
……
………
「あんり先生!!!!代表に選ばれることができました!!!!!」
なんと!69人のうちの5人に選ばれ「茨城県代表」として次の支部大会への出場が決まったとのことでした!
聴きに来てくれていたSさんのお友達も「Sさんが圧倒的だったよ!!」と言っていて、私も「もしかしたら…」という手応えもあったのですが、それでもやっぱり代表に選ばれたと聞いたときはとても嬉しかったです。
それにしても、このSさん演奏も人柄も本当に「努力家」なのが伝わってきて、こうして結果を残せたことも改めて彼女の「努力の賜物」だなと感じます。
また、次の支部大会でSさんの伴奏ができることを今から楽しみに私も頑張りたいと思います。
Sさん、本当におめでとう!!
そういえば、お礼にとっても可愛くて美味しいチョコレートをいただきました。
私も初めて知ったのですが、フクロウは学問・芸術の象徴で「成功運UP」させてくれるのだそうです。
こんな細やかな心配りにもSさんのセンスを感じました。
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