小学5年生の生徒さん。
以前ブログでもご紹介させて頂いたとても不思議なご縁で入室いただいた生徒さ
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こちらの生徒さんは、以前習っていたピアノをまた再開したいとオープン間もない6月にハートーンに通い始めて
通い始めた最初の頃は、以前習っていたこともあり何冊かの教本を使いながらレッスンを行っていまし
だいぶ上達してきたこともあり11月、
「少し難しくてもやりたい曲を1曲仕上げてみ
とお話しをして、生徒さんの希望でブルグミュラー作曲の「アラベスク」
ブルグミュラー(Johann Friedrich Franz Burgmüller)は1806年ドイツ生まれのロマン派の作曲家の一人ですが、日本ではこの“アラベスク”も収録されている、ピアノ教本「25の練習曲作品100」でとても有名です。“アラベスク”は、この作品集25曲あるうちの2曲目にあたります。
ちなみに、「アラベスク(L’ Arabesque)」というのはイスラム教の礼拝堂(モスク)の壁などに描かれる、幾何学模様のことだそうです。
(出典:By MarcCooperUK (Flickr: Paris central mosque) , via Wikimedia Commons)
ピアノ曲においては「アラビア風に」というような意味を持つどことなくモスクを感じさせる、幻想的で装飾的な雰囲気の曲の題名として使われます。このブルグミュラーの他には、ドビュッシーやシューマンも同じ名前の曲を残しています。
どちらの曲もピアノを習う生徒さんが一度は取り組む、とても有名な曲です。
さて、少し話が曲の背景に脱線してしまいましたが、アラベスクを弾き始めた最初の頃はこの生徒さん「難しい~、
確かにそれまでに比べると難易度も上がり、その気持ちもわかります。
ということで、「12月(年内)までにこの曲を仕上げよう!」と目標を二人で立てました。
譜読みを終え、ゆっくり両手、
と練習のやり方を伝えたところ…
…
……
………
次の週のレッス
本当に素晴らしい!と思うと同時に驚いてしまいました。きっと家でたくさん練習してきてくれたのだと思います。
これまで、多くの生徒さんをレッスンさせていただきましたが、レッスンも確かに大切なのですが、結局最後は子どもが自ら進んで曲に取り組んでくれるかどうかが大切だと感じます。
「すごい!あっという間に目標達成だね!!」と生徒さんとお話をしました。
「難しい、
それが自分の力(練習)で弾けるようになり、きっと「自信」を持てるようになったのだと思います。
自信を持って弾いている姿を見て、私もとても嬉しくなりました(^^)おめでとう!
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