先週、知り合いのユーフォニアム奏者の方の録音審査の伴奏をさせて頂きました。
ユーフォニアムは金管楽器の一つで、柔らかくて丸みのある音が魅力の楽器です。
金管楽器の伴奏は、新しい作曲家が多く、ベートーベンやモーツァルト、ショパンなどのピアノ曲を書いた作曲家の曲にくらべると…少し弾きにくい(笑)
ベートーベンやモーツァルトは今から200年以上も前の作曲家ということもあり、音の響きがとても素直で心地いい感じがします。
それに比べると、金管楽器の曲は楽器の歴史的にも新しい作品が多く、音の響きが近現代っぽく、古典派に比べると不思議で複雑な感じのものが多くなります。
譜面を見てみると#や♭といった臨時記号が多く書かれています。こういった管楽器の伴奏は、音数も非常に多く、古典派の作品に比べると一通り通して弾けるまでにどうしてもも時間がかかってしまい…どちらかというと苦手です(笑)
しかし、一度弾けるようになってしまえば不思議な感じの響きも味わい深く、なかなか面白い!
そして、ユーフォニアムの方と合わせると、さらに面白い!
オーケストラや、吹奏楽など管楽器はアンサンブルの場がたくさんありますが、基本的にひとりで演奏することの多いピアノは、こういった伴奏をさせて頂く機会があるのは、とても新鮮で毎回たくさんの発見があります。
今回の伴奏をさせてもらい、複雑な譜面でもさらっと弾けるようになる「読譜力」をつけるためにも、もっともっとたくさんの曲に触れ勉強をしていこう!と、思いました。
伴奏をさせて頂き本当にありがとうございました!
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