ブログ

小学校でのアウトリーチを行なってきました。

先日、埼玉県内の小学校にてアウトリーチコンサートを行いました。

アウトリーチコンサートとは、ホールでの演奏会のように演奏を聴くのとは少し違い、演奏家が幼稚園や保育園、学校などに直接出向き、生の演奏を間近で聴いたり、楽器体験や、音楽に関するお話などを演奏家から直接聴くことの出来る、参加型のコンサートです。

今回は、小学校5年生3クラスを対象に、3日間にわたりアウトリーチコンサートを行いました。

金管楽器2本とピアノの三重奏でお届けしました。

1時間目~演奏と講義~

*講師によるミニコンサート

*管楽器の仕組みについて

*トランペットの楽器体験

*音楽の三要素について

2時間目~合奏練習と成果発表~

1時間目の講義をふまえ、自分の好きな楽器を選んでもらい、生徒さんたちに合奏をしてもらいました。

講師の演奏では真剣に聞いてくれる生徒さんの姿が印象的でした。

私もピアノソロの曲を一曲演奏しました。今回演奏したのはショパンの「革命のエチュード」。せっかくの機会だったので、ピアノの周りに自由に集まってもらってもらって聴いてもらったのですが、生徒さんたちから

「左手がすごかった」

「爆発してるみたいだった」

「コンサートホールで聴いてるみたいだった。」

といった、若い感性ならではの嬉しい感想をたくさん聞くことができました。

そのほかの曲も曲によって、指パッチンや手拍子などを生徒さんにお願いして演奏したりと、とても楽しい演奏会となりました。

 

2時間目の合奏では、短時間だったのにも関わらず生徒さんそれぞれが一生懸命に練習をし、とても素晴らしい合奏となりました。

短い時間ではありましたが、こうしてたくさんの子供たちに音楽を届けることが出来、とても幸せな時間でした。子供たちにとっても音楽の魅力や楽しさなどを感じてもらえることが出来ていたら嬉しいです。

普段なかなか生の音楽を聴くことのできない子供たちに生の音楽をお届けする、アウトリーチ活動が今後も増えたらいいなと思っています。

今回お呼びいただいた学校の先生方、共演してくださった方々、本当にありがとうございました。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP