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続けた先にある、新しい選択肢(文:白熊)

先日、知り合いの方から管楽器の伴奏の依頼を頂きました。吹奏楽の指導を行っている学校の生徒さんが、コンクールに出場をすることになり、そちらの伴奏を引き受けました。

生徒さんは、クラリネットとトロンボーンの中学2年生のお二人。
お二人とも今回が初めてのコンクール出場だったとのこと。

予選本番までに合わせを2回ほど。
自分が思ようにいかなかったところや、先生からの指導内容を楽譜に素早く書き込み、自分の演奏を修正していく姿が、なんだかとても立派だなと感じました。

というのもピアノの場合、小さい頃から習い始めるため、文字を書くことがまだ得意ではなかったり、先生から伝えられた内容をどのように楽譜に書き込んだら良いかわからない場合が多く、先生が楽譜に書き込むことがほとんどだからです。
(小学校高学年くらいの生徒さんは、自分で書き込みをする生徒さんもいます♪)

お二人の楽譜には書き込みがびっしり!!
レッスン中も、納得いく演奏ができない箇所について自ら先生に質問をして、積極的にレッスンを受けている姿勢は素晴らしいなと感じました。

先日、予選本番を無事に終え、二人とも見事予選突破!!本当に良かった(^^)
舞台袖では、すごく緊張をしている様子でしたが舞台に立ち演奏が始まると、とっても落ち着いていて、いつも通りの演奏でした♪

終わった後は、本番から解き放たれた解放感からか、中学生らしく賑やかな様子が、微笑ましかったです(^^)本当にかわいいなと…♡

今は、中学校で吹奏楽をやっているけど、こちらのお二人、小さい頃からピアノを習っていて、現在もピアノを続けているとのこと。
中学生になったタイミングで勉強や部活が忙しくなり、ピアノをやめてしまうことが多いように感じますが、ピアノを続けていることが私もとっても嬉しいなと感じました。

お母さまからお伺いしたお話だと、吹奏楽で管楽器を始めてからピアノよりも面白くなって、今は管楽器がメインになっているとのこと。

でも、小さい頃からピアノを続けていて、また夢中になれる新しい楽器に出会えたことは、本当に素敵なことだなと思いました。

きっと、当教室の生徒さんもいつかは、どこかでピアノをやめるタイミングが出てくると思いますが、今回のお二人のように長く続けた先に、新しい道(選択肢)も出来るのかなと、感じました♪

次回、本選の本番は3月上旬。またお二人と演奏出来ること、楽しみです♪

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