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アンサンブルレッスン|一緒に弾く大切さと楽しさ

当教室ではピアノを習い始めたころから、ソロ以外にも「アンサンブル」にも力を入れております。
アンサンブル(ensemble)というのは、二人以上で同時に演奏することを指しますが、教室で行うレッスンでは一台のピアノをふたりで弾く「連弾」を取り入れたレッスンを積極的に行います。

当教室では「連弾」を行うにあたって様々な教材を使っておりますが、今回はこちらの教材「連弾 うたとピアノの絵本①みぎて」をご紹介します。

楽譜は、ピアノを習い始めたばかりの生徒さんにもわかりやすいように、音符が大きく書かれています。(対象年齢:3歳〜7歳)

そして片面は先生が弾くパートになっています。
前奏があったり、間奏が入っていたりと、それほど難しくはありませんが、とても魅力的な伴奏が書かれています。

これを生徒さんと一緒に合わせて演奏します。

「ピアノ」という楽器は単旋律だけでなく、自分で和音(=ハーモニー)も演奏することができることがその大きな魅力でもあります。
しかしピアノを習い始めたばかりの時は、どうしてもメロディーを両手で分けて弾いたり、単音の曲からはじめる(=単旋律)がほとんどです。

そこで役立つのがこういった「連弾」のレッスン。

この教本も生徒さんのパートは単音で書かれていますが、これを先生のパートを合わせて弾くことでたくさんの音が重なり、ハーモニーを感じることが出来ます。

また、それだけでなく先生の伴奏をよく聴きながら、それに合わせて演奏することで

・聴く力を(耳を育てる)
・テンポを一定に守って弾く力
・曲想に合わせて強弱など表現を工夫する力

といった「アンサンブルの基礎的な力」も身につけることに繋がります。

そして、教本が進み、様々な曲を弾くようになりアンサンブルにも慣れてくると、より「音楽的」に弾けるようになることも目指していきます。

ピアノは一人でも演奏できてしまう楽器ですが、やはり「アンサンブル」はひとりで弾く時とはまた違った楽しさがあり、生徒さんも毎回楽しそうに弾いてくれています。

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